梅田阪急北欧フェアーレポート
<うめだ阪急北欧フェア>
5月22日水曜日から始まったうめだ阪急「北欧フェア2024」。
フィンランド大使館、スウェーデン大使館、デンマーク大使館、ノルウェー大使館の後援
を頂き開催した。
9階吹き抜けの特設会場「祝祭広場」と催場。
開店早々から多くのお客様がご来場、さすが日本有数の北欧フェアだ。人気は何といっても食品。
フィンランドの秘伝レシピのドーナツ「ピューニキン・ムンッキカハヴィラ」や、フィン
ランドの夏の定番「ホマナス」。
スウェーデンからは独自のライフスタイル「フィーカ」を楽しむ「モンゴルコーヒー・ロ
ースターズ」。自慢のシナモンロール「ロビン・デルセリウス・バゲリ」。
ノルウェーからは、伝統的なブラウンチーズが入った「フョークチョコレート」などなど。
朝から晩までひっきりなしにお客様が並んでいた。
イベントも盛りだくさんで、「北欧伝統音楽コンサート・弦楽アンサンブル」「シャナヒ
ースペシャルユニット」の演奏、デザインやフィンランドの生活についてのトークショー
が祝祭広場で随時行われていた。
階段のような観客席には多くの人が座り、音楽やお話に耳を傾けていた。
私たち「スカンジナビアエッセンス」のデザイナー大田舞もフィンランドの生活にちなん
だお話をして多くの方の共感を得ていた。
音楽や食品、北欧らしいシンプルな雑貨など生活すべてが北欧に溶け込めるようなフェア
であった。
お客様とも何度も会話したが、多くの方は何度も北欧に足を運び文化を味わっておられる
つわものが多くさすがと感じた。
売場全体を見て回ったが、多くのお店に人が賑わっており、どこからともなく笑い声が聞
こえてくる素敵な1週間だった。
<北欧展のスカンジナビアエッセンス>
私たちスカンジナビアエッセンスがスタートしたのは昨年末。
北欧文化を日本に取り入れる橋渡しをしている人と、日本のファッションアイテムでトレンドになっている3Dニッティングマシンで作成したニットバックブランド「KNT365」とのコラボレーション。
初めての出展が、このうめだ阪急さんの「北欧フェア2024」である。
逆に言えばわざわざこのイベントに併せて商品の制作を行った。
それぐらいうめだ阪急さんの北欧展はすごい。初出展、お客様はでれもこのブランドを知らない。
そんな不安は初日にかき消された。
朝から夕までひっきりなしお客様が入って来られる。
「かわいー」との声が飛び交う。
フィンランド在住の日本インデザイナー大田舞さんにデザインをお願いし、ご本人も来場
していた。
デザイナーでありながら接客が抜群にうまい。
お客様とすぐ友達のようになる、海部在住歴がながいからとてもフランク。
いつも笑顔、笑い声飛び交く素敵な売り場と化した。
土日は初日に来られた方が友人を連れてこられたり、その場からお母さんや子供に電話し
て購入したり。友が友を呼ぶ感じで笑顔が絶えない。
接客させていただいた多くの方はとても笑顔でお帰りになられた。
販売している我々も笑顔になった。
かわいくて立ち止まり、持って軽さにビックリ。肩にかけてみてシルエットを姿見で確認。
どれにしようか迷う方が多かった。持って肩にかけた方の多くはご購入いただいた。
デザインはフィンランド自然からとったものが多く、一つ一つの商品にデザイナー自らデザインの意味を書き込んだ。
だから販売する側も、ご購入していただく方もデザインのポイントがわかり共感しながら会話を楽しんだ。
ハンバーガーとっていくカモメ、世界一まずい飴「サルミアッキ」デザインで皆笑った。
フィンランドの道に咲く花や、フィンランド古典柄復刻デザインなど多種多様なデザイン。そして大田舞さんのすてきな笑顔のようなカラフルカラー。
毎日が楽しくなるデザインで日常を楽しく有意義に過ごしてほしいと感じた。